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現代病

2022.11.15 | Category: 肩こり,頭痛

「巻き肩」「ストレートネックやスマホ首」自体は基本的に無症状でそれ自体は問題ないのですが、「肩こりや首こり」の原因になるといわれております。 また、呼吸の一回換気量の低下など、姿勢による悪影響があるとの記事がありましたのでお心当たりのあるかたは参考にして下さい。

 

 スマートフォンの普及に伴い、スマホの操作、閲覧により、背中を丸めた姿勢を長時間とることで起きる酸欠状態や「巻き肩」の症例が、専門のクリニックに相次いで寄せられている。スマホを使い続けるときには、意識して休憩を取り、ストレッチなどを取り入れて正しい姿勢を取り戻したい。

 スマホを使う際、多くの人は自然な目線の位置よりも、下方にある画面をのぞき込みながら操作する。いわゆる猫背の状態だが、多くの人はスマホの画面に意識が集中しているため、この姿勢を長時間とり続けてしまうことになる。

 呼吸器内科の専門医で池袋大谷クリニック(東京都豊島区)の大谷義夫院長は、「スマホを使っているときの猫背の姿勢では、肺が圧迫されるので、通常に比べて吸い込む酸素の量が減る。このために全身の血流が悪くなり、肩こりをはじめ、さまざまな体の不調が表れます」と話す。

 大谷院長によると、大人は通常、1分間に15回、1日に2万回の呼吸をしている。スマホを長時間使うことで、1回ごとの呼吸が浅くなり、体に供給される酸素の量が減る。大谷医師が健康な33歳の男性(喫煙歴なし)を対象に、肺活量と気道抵抗を測定したところ、通常の姿勢で5440ミリリットルだった肺活量は、スマホを操作する姿勢では3720ミリリットルに減少。気道抵抗を合わせて算出する「肺年齢」は、通常の姿勢では「18歳未満」だったが、スマホ操作時には「41歳」と実年齢を超えていた。

 「背を丸めた姿勢でスマホを使い続けることは、軽い酸欠状態が続くのと同じ。浅い呼吸が続くと血流が悪くなり、肩こりのほか、疲れが抜けにくくなったり、体の代謝が落ちてやせにくくなったりすることもある」

 背を丸めた状態でスマホを長時間使うことが習慣化すると、通常の姿勢でも両肩が前に出る「巻き肩」になってしまうことがある。肩こりに悩む人に専門的な治療を行う肩こり研究所(目黒区)の丸山太地所長は「猫背はもちろんスマホの普及以前もあった。ただ、多くの情報を1台で得ることができ、ゲームやメッセージのやり取りもすべてできてしまうスマホは使用時間が長く、全体的に体を動かすことが減ってしまうことが問題なんです」と話す。

 例えば現在はかつて新聞や雑誌で得ていた情報をスマホで得ている人は多い。紙媒体を読む場合はページをめくるという動作が伴うが、スマホの場合は指先を動かすだけ。ページをめくる際に腕を動かすことで肩甲骨を動かし、周りの筋肉も使うが、スマホではそうした動作は行われない。「動作が減ることで筋力が低下する。すると知らず知らずのうちに、正しい姿勢を維持できなくなり、悪い姿勢が定着してしまう」と丸山所長は言う。同研究所には、最近20代の女性や10代の男性の患者も多く訪れている。「気分が優れない」「息苦しさが続く」と訴える人が多いという。

 治療はマッサージや鍼、ストレッチといった処置と、立つ、座る、歩くといった基本的な動作を正しく行う生活指導と合わせて行う。

 スマホを長時間使い、目や肩が疲れたと感じたら、ストレッチを行って筋肉をほぐし、血流を改善することが効果的だ。お薦めは胸を広げる「背中式呼吸」。椅子に深く座り、頭の後ろに手を当てて、大きく3回深呼吸する。丸山所長は「頭の重さを使って大きく胸を広げ、より多くの空気を吸うイメージ。肩こりの改善には、ハードな運動よりも、普段の姿勢を意識して変えていくことが大切」と話している。

(産経新聞ニュースより引用)

麒麟堂鍼灸整骨院

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ランドセル症候群について

2022.11.04 | Category: 肩こり,腰痛,頭痛

ここ数年で耳にするようになった「ランドセル症候群」という言葉ですが、本日もニュース検索ランキングで再度上位にありましたので改めて参考となる記事を<PR TIMES>より引用し掲載させて頂きました。

そもそも、「〇〇症候群」という名称は、検査等で「〇〇病」として単一疾患として認められないものの、原因不明で共通の症候をまとめた名称であるため、整形外科等でレントゲンを撮ってっも「異常なし」といわれてしまうことも少なくないと思います。

症状の一つに「身体的の痛み」がありますが、お子様の体型や負担のかかっている部位によって「肩こり」であったり「腰痛」であったり痛みの部位もまちまちで、場合によっては肩こりによる「頭痛」や「吐き気」が主訴のお子様もいらっしゃると思います。

身体の痛みに対しては、筋肉疲労に対する施術をすることでかなり軽減及び解消されると思いますので、お子様がこのような症状でお困りでしたらお気軽にご相談下さい。

尚、根本的な対処法につきましては、下記を参考にしていてだけたらと思います。

 

小学生の3人に1人が通学時に「通学ブルー」「身体の痛み」を実感!小学生の65%が陥る可能性がある“ランドセル症候群” とはランドセル研究の第一人者・白土健氏が通学カバンのあり方を提言

15年で教科書の重さが約2倍に!小学生1~3年生1,200名に聞いたランドセルの最新事情

ランドセル症候群 公式サイト:https://www.rakusack.jp/feature01/
  • 重いランドセルで通学ブルーに!65.8%の小学生が「ランドセル症候群」に陥っている可能性

長年ランドセルの重さと児童への影響を研究している白土健先生(以下白土先生)とたかの整形外科の髙野勇人先生(以下髙野先生)が、小学1~3年生1,200名を対象に実施したアンケート結果を基に、重いランドセルを背負って長時間の通学をしている子どもたちが陥りやすい「ランドセル症候群」とその解消方法について語りました。

※ランドセル症候群とは…自分の身体に合わない重さや大きさのランドセルを背負ったまま長時間通学することによるココロとカラダの不調を表す言葉です。具体的には、小さな体で3kg以上の重さがある通学カバンを背負いながら通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけではなく、通学自体が憂鬱に感じるなど気持ちの面にまで影響を及ぼす状態です。

  • 調査サマリー

1.小学生の90.5%がランドセルが重いと感じていることが判明。ランドセルの重さ平均は約4㎏
小学生1~3年生の90.5%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の85.8%も子どもにとってランドセルが重すぎるのではないか、と感じていることがわかりました。ランドセルの重さは平均3.97kgで、3Kg以上ある割合は65.8%とかなり多くの小学生が重いランドセルで通学していることが判明しました。

2.重いランドセルで「通学ブルー」を実際に感じたことのある小学生が約3人に1人
ランドセルが重たいと感じている小学生の中で、2.7人に1人が重い荷物を背負うことが億劫で登校を嫌がった経験があるという結果になりました。更に3.1人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあることが判明し、小学生の約3人に1人が既に「ランドセル症候群」に陥っていることがわかりました。

3.小学校のブラック校則!?約半数の小学生が「置き勉禁止」
46.8%の小学生が、学校で置き勉が禁止されていると回答。ランドセルだけではなく、副教材などをサブバックを持って登校する割合も92.0%と、かなり多くの荷物を持って登校していることが明らかになりました。

  • 15年で約2倍に!?増え続ける小学生の荷物

学習指導要領の改訂などにより、教科書のページ数は増加を続けています。全教科・小学1~6年合計(教科書出版各社平均)は、平成17年の4,857ページから、令和2年度は8,520ページと、1.7倍に増加しています。(※1)

更に、2020年度からスタートした新学習指導要領では、ICT教育が推進され、一部の小学校では生徒に対して、電子端末が支給され始めており、教科書以外の副教材の数も増加しています。今回の調査でも、ランドセル以外に体操着入れなどの他のカバンをもって登校することがある小学生が92.0%と、教科書が多くなるだけではなく、ランドセル以外にも多くの荷物を持って登校しなくてはいけないことが判明しました。

(※1)引用:一般社団法人教科書協会『教科書発行の現状と課題(2021年度版)』

  • 65.8%が「ランドセル症候群」予備軍!?小学生の9割が「ランドセルが重たい」と回答

小学生1~3年生1,200名のランドセルの重さの平均で3.97kgで、 重い人だと10kg以上の荷物を背負っていることが判明しました。「私が2018年に実施した調査でも平均7.7Kg、最も重かった人は9.7Kgと、多くの小学生が非常に重い荷物を背負って通学していることが判明しています。」と白土先生はコメントしました。実際に、小学生の90.5%と大多数が、通学時ランドセルが重いと感じた経験があることがわかりました。

髙野先生は、「アメリカの研究では、背負う荷物の重さは一般的に体重の10%が望ましいという研究結果が出ています。小学1~3年生の平均体重は約25kgなので、身体の10%以下と考えると、約2.5kg以下が適切な重さだと言えます。」とコメント。今回の調査で65.8%の小学生が3kg以上の荷物を背負っていることが判明。このまま重い荷物を背負っての登校を続けると『ランドセル症候群』に陥る可能性が高まるのではないかと、髙野先生はこの結果を深刻に捉えました。

  • 小学生の約3人に1人がランドセル症候群に!?重い荷物で身体が痛くなるメカニズムとは?

重い通学カバンを背負い長時間通学することで、通学が億劫になってしまう子どもたちは、多いのではないかと白土先生は語ります。

調査結果でも、「ランドセルが重いことが原因で、登校・通学したくないなど、通学を嫌がったことがありますか?」という設問に対しても、2.7人に1人が「ランドセルが重いことで通学を嫌がったことがある」と回答しました。

加え髙野先生はランドセルでの登校が身体に影響を及ぼすのではないかと懸念しており、重い荷物を背負うことで、身体が痛くなるメカニズムについて次のように語りました。

「ランドセルの重さランドセルの中で荷物が揺れ、背中から中の荷物が離れてしまうと身体への負担が大きくかかります。荷物が背中から離れると、ランドセルの重さがすべて肩にかかってしまうため、肩こりや痛みの原因になる場合があります。」と指摘。さらに後ろ重心になるので、荷物を支えて歩くために前傾姿勢になりやすく、結果として肩甲骨や背中にも負荷がかかる可能性も示唆しました。

実際に調査でも、小学生の3人に1人が、実際に通学時や通学後にランドセルを背負うことに伴う身体の痛みを訴えた経験があることが判明しました。

白土先生と髙野先生は、子どもたちの身体に合わない重さや大きさのランドセルを背負ったまま長時間通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけでなく、通学が憂鬱に感じるなど気持ちの面にも影響を及ぼすこれらの症状を「ランドセル症候群」と呼んでおり、小学生の健全な発達を阻害するリスクもあるのではないかと述べました。

更に今回の調査結果から、「重すぎるランドセルが原因で通学を嫌がった経験や身体に痛みを訴えた経験がある小学生が一定数いることがわかりました。特に通学を嫌がったことがある子は2.7人に1人と、この結果からも小学生の約3人に1人が既にランドセル症候群に陥っていると言えるのではないでしょうか。」と専門家の視点から見解を述べました。

  • ランドセルに第3の選択肢を!ランドセル症候群の解決策とは?

髙野先生は、重い荷物を背負う際、身体の影響を軽減したり、楽に背負うためには、2つのポイントを意識するべきだと指摘しました。

1.後ろ重心の防止…ランドセル内で荷物を背中側に固定
2.肩にかかる力の分散…肩ベルトをこまめに調整・チェストベルトを活用

1点目の「後ろ重心の防止」では、ランドセルの中で荷物が背中側から離れないよう、荷物が動かないようの固定することが重要だとコメント。そうすることで、肩への負担軽減や前傾姿勢を防ぐことにつながり、身体への負担を軽くすることができます。

2点目に、「肩にかかっている力を分散」させる工夫が大切だとアドバイス。

肩ベルトは、子どもの身体の成長に合わせてこまめに調整し、肩だけではなく背中全体で荷物を支えるように背負うことだと語りました。更に、チェストベルトを利用し、肩や背中など身体の後ろ側にかかっていた負担を、身体の前面に分散させることで、より楽に感じるとコメントしました。

白土先生は「ランドセル症候群の根本的な解決には置き勉など持ち運ぶ荷物の軽減が重要だが、置き勉を禁止されている小学生は46.8%と約半数近い。このような傾向の中では、置き勉の実現は相当ハードルが高いと言える。そのような現状だからこそ通学カバンや背負い方を工夫することで、是非子どもたちの負担を減らしてほしい。」と現在の学校環境を踏まえながらコメント。

髙野先生は「重い荷物をラクに感じる・身体に負荷がかからないように背負うことがランドセル症候群の解消には非常に重要です。しかし、それを子どもたちに日々意識してもらうことは相当難しいと思います。だからこそ、負担を軽減する機能を持つカバンを利用することをお勧めします。」とコメントしました。

  • あなたの子どもは大丈夫?まずはお家で簡単セルフ診断!

小学生の3人に1人が感じているランドセル症候群は決して他人事ではありません。
まずは自身の子どもがランドセル症候群の可能性があるかどうかをチェックすることが重要だと髙野先生は語ります。

ランドセル症候群 公式サイト:https://www.rakusack.jp/feature01/

(PR TIMESより引用)

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(#ランドセル症候群#小学生#頭痛#肩こり#腰痛)

緊張型頭痛原因と予防

2022.10.24 | Category: 肩こり,頭痛

 

パソコンやスマホを使用する機械が増え、同時に肩こりや首の痛みを訴える方も増えております。

毎日の持続した動作のため、中には次第に蓄積した自身の状態に気が付かずに、突然の頭痛や吐き気が肩こりの症状となって現れる方も少なくありません。

当院にも、「病院で検査しても異常はないが、頭痛が酷くて困っている」という方のご相談を頂くことが増えてきました。

いわゆる『緊張型頭痛』とよばれる、頸背部の肩こりによる血行障害や、後頭部が筋肉の緊張により過度に牽引されていることが原因となる頭痛で、頸背部の筋緊張や血行障害を改善することが根本治療になります。

頭痛には、緊急性を必要とされるものや片頭痛など医師の診断や治療を必要とするものが多く自己判断は危険な場合も多いのですが、病医院で異常がないと診断された頭痛などでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

尚、以下に緊張型頭痛のセルフコンディショニング方法を「大正製薬 痛みにきくコラム」より引用しましたのでご参考にしてください。

 

緊張型頭痛対策は首こり解消がカギ!?

私たちの頭の重さは、体重の約10%もあることをご存じですか?体重50kgの人は、頭の重さが約5kgもあるのです。

その重い頭部を支えているのが首。そのため首は、体の中でも緊張しやすく、負荷がかかりやすい部位といえます。

スマートフォンの使用や、デスクワークなどにより姿勢が前方に傾いている時も、首には大きな負担がかかっています。

首周りの筋肉が緊張して硬くなると、筋肉内の血流が悪くなり、首につながる頭部への血流にも悪影響が。それが緊張型頭痛を招く原因となります。

緊張型頭痛の予防・改善のカギとなるのは、首周りの筋肉の緊張を和らげ、血行をよくすること。
ただし、片頭痛の場合は、血行を促すと痛みが増してしまうため、あくまでも緊張型頭痛の場合に限ります。

筋肉を整える「コンディショニング」は頭痛ケアにもおすすめ!

「体調改善運動」とも呼ばれ、体の不調を改善する運動法として近年注目されている「コンディショニング」。筋肉にフォーカスし、体の歪みやこりを解消するもので、コンディショニングにより首周りの筋肉にアプローチすることで頭痛の予防や緩和が期待できます。

コンディショニングは、日常生活のクセや姿勢で崩れた筋肉のバランスをリセットする「リセットコンディショニング」と、筋肉を再教育して姿勢や動作を改善する「アクティブコンディショニング」の2つのメソッドを組み合わせて行うのが基本です。

リセットコンディショニングは筋肉に意識を向けず、脱力して小さな動きで行うのが特徴です。それによって元々持っている体の反応、働きを発揮できるようになります。

一方、アクティブコンディショニングは筋肉と呼吸を意識して動かし、正しいフォームで息を吐きながら行います。

コンディショニングは、場所や服装を選ばず、移動中やデスクワーク中などでもできる手軽な運動法です。頭痛のセルフケアとして、身につけておくとよいですよ。

実践編:どこでもできて簡単!緊張型頭痛におすすめのコンディショニング

首と肩、背中をつなぐ筋肉の緊張を緩和して首周りや頭部への血流をよくするコンディショニングをご紹介します。
リセット→アクティブの流れで行いましょう。

STEP1:リセットコンディショニング<頸椎クルクルトントン>

①楽な姿勢で座り、首を下に曲げた時に首の後ろで浮き出る骨(頸椎)の上方を、両手の人差し指から小指で圧迫します。手のひらは首の横に密着させましょう。

②そのままの状態で「YES」うなずくように頭を上下に小さく動かします。
③同様に「NO」と首を左右に小さく振る動きを、各10回ずつ行いましょう。

リセットコンディショニングを行う時に気をつけてほしいのが、筋肉を意識しないでリラックスした状態で行うこと。大きく頭を振るのではなく、小刻みに10㎝程度だけ動かすようにしましょう。「動きが小さいかな?」と思うくらいで十分です。1つひとつの動作をゆっくりやってみましょう。

首の後ろを指圧しながら動かすことで血行がよくなり、筋肉間にすき間ができて緊張が改善します。実施後、首の動きがよくなることを実感できると思いますよ♪

STEP2:アクティブコンディショニング<ネックエクステンション>

「頸椎クルクルトントン」で筋肉をリセットしたら、次は頭を支える筋肉を整えるコンディショニングを実践しましょう。

①左右のどちらかの手の人差し指から小指を使って、首を支えるように頸椎をおさえます。顎を下げ、気持ちよく感じるところで止めます。

②そのまま首の後ろの筋肉を意識しながら、顎を引き上げるようにして今度は上を向きます。これを30回ゆっくり行いましょう。

日常生活では使えていない首の後ろの筋肉にアプローチすることで、頭と肩甲骨をつなぐ筋肉を整えます。首周りの緊張が改善され、軽くなる感覚があると思います。

首周りの筋肉の緊張を解き、血流を促すことが緊張型頭痛の予防には有効です。すき間時間でできる手軽な「コンディショニング」を、ぜひ習慣にしてくださいね。

(大正製薬 痛みにきくコラムより引用)

肩こり

2022.10.17 | Category: 肩こり

秋になると、肩こりのネット検索が増えるとのことです。

季節の変わり目、特に春と秋には自律神経が乱れやすく、自律神経の乱れが肩こりの原因となりうるとも言われております。 但し、秋は朝晩の冷えが急速に進む時期でもあり自律神経由来のものよりは冷えによる肩こりが多いのではないかと思っております。

肩こりは自覚症状のない方も多く、頭痛や吐き気などの症状が現れて初めてご自身の肩こりに気が付く場合もありますので、一度肩こりについておさらいしてみようと思います。

肩こりってどんな症状?

肩こりは日本の国民病とも言われています。
肩こりが治らないまま、仕事や家事をしなければならないのはつらいですよね。
肩の痛みでお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、肩こりの症状に関して以下の点を中心にご紹介します。

・肩こりの症状とはどのようなものか

・肩こりの原因とは

・こりの治療方法とは

肩こりを予防するのに役立つ情報もあるので、参考にしていただければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

肩こりとは

肩こりとは病名ではなく、首から肩、背中にかけて筋肉がこわばり、こりや痛みを引き起こす症状のことです。

頭と首・肩をつなぐ筋肉である僧帽筋は、日常生活でよく使われる筋肉の1つで、重たい頭や腕を支え、ただ立っているだけでも緊張しています。
筋肉は緊張した状態が長く続くと疲れて固くなり、こりや痛みの原因となります。

固くなった筋肉は血管を圧迫するので、血行が悪くなります。
血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養を供給できなくなり、筋肉に疲れがたまって固くなります。
また、老廃物を排出しにくくもなるので筋肉はますます固くなり、肩が張ったり、痛みを感じたりします。

肩こりの症状

肩こりの症状には、急性的なものと、慢性的なものがあります。
自分に当てはまる症状はどれなのか、チェックしてみましょう。

急性的な肩こり

起床時に首が痛くて動かせない

朝起きたときに、首や肩を動かすと痛みが生じたり、痛くて首を動かせないということがありませんか。
それは不自然な格好で寝たことによる寝違えが原因かもしれません。

睡眠中に不自然な姿勢が続くことで、首の周りの筋肉が無理に引き伸ばされたり、椎間関節に圧力がかかって、急性の炎症が起きることで背中や首が張ったり、痛みが生じます。
高さが合わない枕を使っていたり、疲労や泥酔が原因で不自然な格好で寝てしまうと寝違えが起きやすいので注意しましょう。

肩が痛くて腕があがらない

五十肩は40代~50代で最も多く発症する症状で、肩や腕に強い痛みが生じ、腕が上がらなかったり、衣服を脱いだり着たりできなくなる症状のことです。
加齢により血液循環が悪化して、肩の周辺の組織が炎症を起こすと腫れや痛みが生じるようになります。
肩周辺の炎症により肩の可動域が狭まることで、さらにこわばった感じや強い痛みを引き起こします。

首・肩だけでなく、腕や指先にまで痛みやしびれが生じる

肩が張ったり、首が痛むだけでなく、手の動きが悪くなったり力が入らないという場合は、椎間板ヘルニアや頚部脊椎症、神経の障害などが原因と考えられます。

椎間板ヘルニアなどの病気により神経が圧迫されて痛みが生じている場合は、単なる肩こりとは異なるので、放置せずに早めに病院で診察してもらうようにしましょう。

首や肩が熱を持ったように痛くなる

筋肉を使いすぎたことによる筋肉疲労から、首や肩が熱を持ったように痛くなるということもあります。
長時間同じ姿勢で作業を続けたり、激しい運動や長時間の運転などで肩や首の筋肉が疲労すると、炎症を起こしてしまいます。

日頃から運動習慣をつけることや運動前にウォーミングアップすることが、筋肉疲労の予防策です。

慢性的な肩こり

もむと楽になる痛みやだるさ

仕事や運転などで長時間同じ姿勢でいると、首や肩の筋肉が緊張して固くなり痛みを感じるようになります。
また固くなった筋肉は血管を圧迫し、血流が悪くなり、疲労物質が蓄積してさらにこりや痛みが生じます。

肩こりが慢性化してしまうのは、このようなサイクルを繰り返すからです。
急性的な肩こりは、もんだりするとかえって悪化してしまう場合がありますが、慢性的な肩こりはマッサージしたり温めたりすることで症状が緩和されます。

動かすと痛む、またしびれを伴う痛み

前述のように筋肉が固くなると血管を圧迫し血行が悪くなりますが、それにより末梢神経が傷付いてこりや痛みが生じるということもあります。
血行が悪くなり、神経に酸素や栄養が上手く運ばれなくなることで神経の働きが低下し、ダメージを受けてしまうのです。
末梢神経が圧迫されてダメージを受けているときには、首や肩を動かすと痛くなったり、痛むだけでなくしびれを伴ったりします。

肩こりの原因

肩こりの原因には、筋肉の緊張や加齢、長時間の不良姿勢と言ったものがあります。
詳しい内容を見ていきましょう。

筋肉の緊張

首から肩にかけての筋肉は、重い頭や腕を支えているので立っているだけで緊張しています。
筋肉が緊張し続けると疲れてこり固まり、血管が圧迫されて血行が悪くなったり、末梢神経が傷ついたりしてこりや痛みが生じます。

デスクワークなどで同じ姿勢を長く続けたり、ショルダーバッグをいつも同じ肩にかけたりして偏った姿勢を続けていると、筋肉が疲れて固くなってしまうことが多いです。

また長時間冷房の効いた部屋で体を冷やしてしまうことや運動不足、またストレスで自律神経が乱れることが原因で血流が悪くなり、肩こりが起きることがあります。

加齢

背骨や関節、筋肉が老化してくると、姿勢を維持する力が弱くなり肩こりも起きやすくなります。
また背骨を構成する椎骨と椎骨の間にある椎間板が老化することが肩こりの原因になっていることもあります。

椎間板は、椎骨にかかる衝撃を吸収して和らげる働きをしますが、年をとるにつれて水分が失われ、弾力性がなくなりクッションの役割が果たせなくなってしまいます。

さらに老化が進むと「変形性頚椎症」や「頸部椎間板ヘルニア」といった病気に発展して痛みが引き起こされます。

長時間の不良姿勢

最近はパソコンでの作業やスマートフォンを使う機会が多く、ストレートネックやスマホ首という言葉をよく聞くかもしれません。

本来人間の頸椎は、緩やかに前弯のカーブを描いているので、4㎏~5㎏ある頭の重さを分散させて衝撃を和らげることができます。
しかしパソコンやスマートフォンの操作で前かがみになったリ、下を向いたりする姿勢が続くと、カーブがまっすぐになりストレートネックと呼ばれる状態になります。

ストレートネックになったり、頸椎のカーブが後湾すると、頭の重さを吸収できなくなり首や肩の筋肉に負担がかかるので、こりや痛みが起きます。

また、なで肩の人は肩こりになりやすいと言われています。
本来V字に上がっている鎖骨が、なで肩の場合は水平に近い状態に下がっているので、鎖骨の外側とつながっている肩甲骨も下がっています。

肩甲骨が下がることによって、首の周りの筋肉が引っ張られて緊張することが肩こりの原因です。

肩こりの予防方法

肩こりを予防するには、以下のようなことを心がけましょう。

・正しい姿勢を続ける

・筋肉の柔軟性を保つ

・適度な運動で可動域を保つ

・体をリラックスさせる

1つずつ詳しく解説していきます。

正しい姿勢を続ける

いつも前かがみになっていたり、逆に反らしすぎた姿勢でいると、首や肩の筋肉に負担がかかって肩がこってしまいます。
正しい姿勢を習慣づければ、肩こりを予防できます。

正しい姿勢とは、耳の穴・肩の中央・くるぶしまで結んだ線が一直線になるような状態です。
顎を引いて前に出ないようにし、肩の力を抜いて肩の高さが揃うようにしてみましょう。
頭の上から引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばすようにして、首や肩の筋肉をリラックスさせてください。

姿勢は癖になっているので、首や肩に負担になるような姿勢になっていないか時々確かめて、正しい姿勢にもどすようにしましょう。

筋肉の柔軟性を保つ

筋肉が固くなりこわばってしまうと血流が悪くなり、疲労物質がたまって肩こりになります。
筋肉は長時間動かさないでいると固くなってしまうので、筋肉を柔らかくするにはストレッチやマッサージがおすすめです。

長時間デスクワークしなければならないようなときには、時々休憩してストレッチするようにしましょう。

適度な運動で可動域を保つ

肩こりに大きく関係している肩甲骨は、本来可動域の広く柔軟性のある部位です。
ところが、日常生活の中では肩甲骨の大きな可動域を必要とするような動作があまりありません。
肩甲骨の周りの筋肉は、大きく動かす機会が少ないので血行不良になり、首や肩がこったり痛みが引き起こされます。

したがって肩甲骨を意識的に動かすようにすれば、肩こりを予防できます。
肩甲骨を動かすエクササイズやストレッチなどを習慣化して、常に肩甲骨の動きをよくしておきましょう。

体をリラックスさせる

お風呂に入って心身ともにリラックスすることも、肩こりの予防になります。
お風呂に入って体が温まると、筋肉の緊張が和らぎ、血流もよくなるので疲労物質がたまるのを防げます。

また入浴は自律神経を整えるのにも役立ちます。
交感神経が優位だと、血管が収縮して血流が悪くなるので、肩こりにつながります。
一方、副交感神経が優位になると血管が拡張して血流もよくなるので、肩こりを予防できます。
副交感神経を優位にするために、お風呂に入ってリラックスするようにしましょう。

肩こりの治療方法

肩こりを治療するには、マッサージやストレッチ、姿勢の改善が効果的です。
具体的な方法を見ていきましょう。

マッサージ

肩こりに関係している僧帽筋や肩甲骨周りの筋肉をマッサージして、直接筋肉をもみほぐすようにすると、筋肉の血流を改善させ緊張を緩和できます。
僧帽筋や肩甲骨の周りの筋肉を触ってみて、痛みを感じたり、固くなっているところを少しずつもみほぐして柔らかくしていきましょう。
痛みが強い所を無理にマッサージすると、もみ返しが起こることがあるので気をつけてください。

マッサージは仕事の合間にも、テレビを見ながらでも行えるので、隙間時間に肩周辺の筋肉をマッサージして肩こりが慢性化しないようにしましょう。

ストレッチ

肩甲骨を動かすストレッチで、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩甲骨の動きをよくするのも効果的です。
簡単にできる肩甲骨ストレッチをご紹介します。

  1. 両肘をまげて腕がV字になるように肩より上にあげる。手は軽く握って鎖骨の当たりに置く。
  2. 5秒かけて息を吐きながら、両肘をゆっくりと後ろに引く。肘の位置はできるだけ下げないようにして、肋骨から肩甲骨をはがすような意識で強めに寄せる。
  3. 肩甲骨を寄せたままひじを下げて、脱力する。1〜3を5回繰り返す。

姿勢の改善

正しい姿勢を保たないと筋肉に負担がかかり、こりや痛みが引き起こされます。
正しい姿勢の作り方をお伝えするので、実践してみましょう。

  1. 肩甲骨と肩甲骨の間を広くあける

    姿勢をよくしようとして胸を張ると、肩甲骨と肩甲骨の間が狭くなりますが、そのときに働く菱形筋という筋肉は僧帽筋も一緒に動かしてしまうので、背中全体が緊張してしまいます。
    筋肉に余計な負担をかけないように、まずは肩甲骨と肩甲骨の間を広く保つように意識しましょう。
  2. 鎖骨の向きを整える鎖骨を真横に一直線に開いて、肩幅を広く保つように意識してみましょう。
    鎖骨同士の隙間も広く保つようにすると、背筋が自然に伸びて頭の位置が定まりやすくなります。
  3. 肩甲骨の下角を下げる

肩甲骨の間と鎖骨の間が広がると、肩甲骨は無理なく下がり、肩甲骨につながる筋肉や僧帽筋の緊張が緩和されます。

肩こりは何科にかかればいいの?

すでにお伝えしてきた通り、肩こりの症状や原因はさまざまです。
肩こりが筋肉の張りや姿勢の悪さから起きるものではなく、何らかの病気から引き起こされているという場合もあります。
つらい症状が続くときには、放置せずに病院で診察してもらいましょう。

肩こりにしびれが伴う場合には、整形外科を受診してください。
椎間板ヘルニアや頚部脊椎症といった病気が原因で、肩こりのような症状に加えてしびれが生じているのかもしれません。
整形外科で、骨に異常がないか検査してもらいましょう。

肩こりに加えてめまいやふらつき、頭痛といった症状があるときには、脳神経内科を受診してください。
また、吐き気や発熱、倦怠感といった風邪のような症状がある場合は、内科を受診しましょう。

まとめ

ここまで、肩こりとはどんな症状なのかについてお伝えしてきました。
肩こりの症状に関する要点を以下にまとめます。

・肩こりは急性的なものと慢性的なものがあり、首から肩、背中にかけて筋肉がこわばり、こりや痛みを引き起こす症状のこと

・筋肉の緊張や加齢、長時間の不良姿勢が肩こりの原因となる

・肩こりはマッサージやストレッチ、姿勢の改善によって改善できる

これらの情報が少しでも肩こりで悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

(学研 健達ネットより引用)

 

自覚症状が頭痛や吐き気の場合、ご自身の肩こりに気が付かないこともあり、また、肩こりの治療でこのような症状が解消されることもありますので気になる方はお気軽にご相談下さい。

こむらがえりとツボ

2022.10.03 | Category: スポーツ障害,東洋医学

NHKラジオ「マイあさ」で再放送依頼が多かったという、「こむらがえりとツボ」について参考までにまとめてみました。

・足三里

 

・三陰交

 

・太衝

(引用:TSUBOnet)

 

番組で紹介されていたこれらのツボ以外にも、「委中」や「承山」など他にも効果的なツボがありますのでご自身に効果的なツボをさがしてみるのも良いかと思います。

「こむらがえり」でお困りの方を施術させていただくと、おおむね下腿部の筋肉が過度な緊張な状態にあります。 急な運動後や習慣的にウォーキングしている方などに多く、筋肉は使用後にも緊張状態にありますのでストレッチやマッサージ等で筋肉の緊張や疲労を抜いてあげることが効果的です。

 

#NHK#マイあさ#こむらがえり#鍼灸

 

膝の痛み(部位による原因と対策)

2022.09.27 | Category: スポーツ障害

<膝の痛みと原因>

新型コロナウイルスの蔓延から控えられていたマラソン大会などの各種イベントも徐々に再開されるようになってきており、本格的な練習を再開された方が増えてきております。 それに伴い、急な練習による膝のトラブルで病院を受診される方も増加しているようです。 膝の痛みは、前途のようなオーバーユースによるものから膝関節自体の消耗や損傷によるものまで様々です。 原因によりその治療や対処法は異なってきますので、まずはご自分の痛みの原因を正しく理解していただけたらと思います。

 

症状① ひざの内側が痛い

日本人の骨格はO脚の傾向が強く見られるため、ひざの内側に負担がかかりやすいと言えます。また、ひざの内側には筋肉が集まっている部位があり、そこが炎症を起こすことで内側に痛みを感じることもあります。

 

■原因として考えられる病気

・変形性膝関節症

ひざ関節の軟骨がすり減ることで、ひざに痛みが生じる進行性の疾患です。主な原因は加齢で、一般的には60~70歳代にかけて発症する方が増えてきますが、過去にひざの怪我などをしている場合は、若いうちから痛みを感じ始める方もいらっしゃいます。日本人の骨格はO脚の傾向が強く見られるため、内側型の変形性膝関節症を呈することで、ひざの内側に痛みを感じます。

 <なりやすい人>

60~70歳代の人、過去に靭帯損傷や半月板損傷、骨折など、ひざのケガをしている人、O脚の人など

 

・半月板損傷

半月板は、運動や怪我などによってひざに強い衝撃がかかることで損傷します。ひざへの衝撃を吸収する半月板にヒビが入ってひざの周辺組織が炎症を起こし、痛みを感じるようになります。半月板はひざの内側と外側にそれぞれあり、内側の半月板を損傷するとひざの内側に痛みが出ることがあります。

<なりやすい人>

バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプ動作を繰り返すスポーツをしている人、サッカーなど、急な切り返しの動作が多いスポーツをしている人など

 

・鵞足(がそく)炎

「鵞足」は脛骨というスネの骨の内側に位置し、ひざの曲げ伸ばしに関係する複数の筋肉がついている部位で、この部位で起こる炎症が鵞足炎です。運動前のストレッチを怠ることや過度なランニングなどによってひざに負担がかかることで発症します。

 <なりやすい人>

トラック競技などの走るスポーツをしている人、運動前のストレッチを怠る人など

症状② ひざの外側が痛い

ひざの外側にある靭帯などが原因で痛みが出る場合があります。またX脚の方は、ひざの外側に負担がかかりやすく、痛みが出る場合があります。

 

■原因として考えられる病気

・腸脛靭帯炎(ランナー膝)

ひざへの負荷が繰り返されることによって、ひざの外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が骨に擦れて痛みが出ます。スポーツ(マラソン、水泳、バスケット、バレーなど)や、長距離を歩いたり重量物を運搬する仕事など、ひざへ繰り返し負荷がかかるに動作が多い方に起こる可能性があります。

 <なりやすい人>

トラック競技などの走るスポーツをしている人、重量物を運搬する仕事をしている人など

 

・変形性膝関節症

X脚で外側型の変形性膝関節症を呈すると、ひざの外側に痛みを感じることがあります。しかし、日本人の場合は内側型の変形性膝関節症がほとんどで、外側型は少数と言われています。

 <なりやすい人>

60~70歳代の人、過去に靭帯損傷や半月板損傷、骨折など、ひざのケガをしている人、X脚の人など

 

症状③ ひざの裏が痛い

ひざ裏の痛みの原因のほとんどは骨や関節、靱帯が何らかの原因で損傷、または炎症を起こしたことによるものと考えられます。

 

■原因として考えられる病気

・半月板損傷

半月板の損傷箇所が後方(ひざ裏)の場合は、ひざの裏に痛みが出ます。

 <なりやすい人>

運動でひざに強い衝撃がかかることがある人(ジャンプの着地や急な切り返しの動きなど)

 

・ベーカー嚢腫

ひざの裏にある関節液(滑液)を含んだ滑液包が炎症を起こし、膨らむ疾患です。過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こり、圧迫感や痛み、腫れなどが生じます。悪性の腫瘤ではありません。

 <なりやすい人>

関節リウマチの持病がある人、変形性関節症の持病がある人、運動などでひざを酷使する人など

症状④ ひざの皿の下が痛い

ひざの皿の下の痛みは、スポーツでひざに負担がかかりすぎた場合に起こることがあります。

 

■原因として考えられる病気

・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

ひざへの負荷が繰り返されることによって、ひざのお皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)の間にある膝蓋腱(しつがいけん)が炎症を起こし痛みが出ます。ジャンプなどのひざに負担がかかる動作によって発症することから、「ジャンパー膝」とも呼ばれています。

 <なりやすい人>

バレーボールやバスケットボール、走り高跳びなど、ジャンプ動作を繰り返すスポーツをしている人、サッカーなど切り返し動作を繰り返すスポーツをしている人、トラック競技など、走る動作が多いスポーツをしている人など

症状⑤ ひざを曲げ伸ばしすると痛い

ひざの曲げ伸ばしで痛みを感じる場合は、骨や関節以外に免疫や血液などの異常が原因のことがあります。

 

■原因として考えられる病気

・関節リウマチ

免疫の異常によって関節で炎症が起き、腫れや激しい痛みが生じる疾患です。症状が進行すると軟骨や骨が破壊され、関節が変形してしまいます。関節を曲げ伸ばしして動かすと、痛みが強くなります。

 <なる可能性がある人>

30~50歳代の女性に多く発症すると言われていますが、明確な原因はまだわかっていません(家系内で遺伝する場合もあります)

 

・骨腫瘍

骨に生じる腫瘍で、ひざを動かすときに痛みが生じます。良性腫瘍と悪性腫瘍があり、大半の場合は良性です。悪性の場合は転移する恐れがあるため、早急な治療が必要になります。

 <なる可能性がある人>

家系内で遺伝する場合がありますが、明確な原因はまだわかっていません

 

・痛風

体内で尿酸が過剰になることで関節にたまって結晶化し、炎症を引き起こす疾患です。プリン体が多く含まれるビールなどのアルコール飲料の摂り過ぎが、原因としてよく知られています。

 <なりやすい人>

アルコールをよく飲む人、肥満の人など

・変形性膝関節症

・半月板損傷

痛みが続く場合は、まず病院で検査を

ここまでひざの痛みの症状別に、原因と考えられる病気について解説してきました。しかし、実際に診察してみないことには痛みの原因は特定できません。運動のし過ぎなどでひざが一次的に痛んでいる場合は、安静にすることで痛みが改善することもありますが、疾患によっては痛みを放置することで症状が進行・悪化してしまうこともあるので、注意が必要です。ひざの痛みが1カ月以上続く場合や、痛みがだんだん強くなってきている場合は、一度クリニックを受診し、ひざの検査・診断を受けていただくことをお勧めします。

(出典;幻冬舎 GOLD ONLINE 東京膝関節症クリニック院長 古屋智之監修)

当院では、病医院での診断名やお困りの症状をお伺いし、症状に応じて鍼、リラクゼーションやストレッチ等で膝の治療をしております。 長引く膝の痛みでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

#膝#静岡市#鍼#整骨院#整体

頭痛の種類と原因

2022.09.20 | Category: 頭痛

 頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛といったさまざまな種類があります。急を要するものから様子をみてよいものなど原因により対処も異なってきますので自己判断せずにまずはご自分の頭痛のタイプを知っていただけたらと思います。

 

<頭痛の種類と部位>

 

 

最も多い緊張型頭痛

日本に約2000万人いると推計されている「緊張型頭痛」は、側頭筋や後頚筋群、僧帽筋などの頭から首、背中にかけての筋肉のコリや張りによって、痛みを感じる神経が刺激されることで痛みが起こると考えられています。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は生活習慣が原因

緊張型頭痛の原因の多くは、生活習慣が関係しています。デスクワークや車の運転などでうつむいた姿勢をとっているときが要注意です。長時間同じ姿勢でいることから、夕方や仕事の終わりごろに頭痛が起こりがちです。また、持続時間には個人差があり、30分程度で収まることもあれば、1週間程度続くこともあります。

緊張型頭痛は生活習慣で起こる

長時間の同一姿勢、悪い姿勢、不適切な枕、運動不足など、生活習慣を見直して、頭から首、背中にかけての筋肉に負担をかけないケアを心がけましょう。

生活習慣を改めても頭痛がやわらがない場合は、精神的ストレスが関係している可能性があります。精神的ストレスが加わると、脳など中枢神経の痛みの感じ方が過敏になることで緊張型頭痛が長引くと考えられています。

緊張型頭痛の治療法

緊張型頭痛の改善は、生活習慣の見直しが基本です。
それでも症状が十分に改善しない場合は、内科やかかりつけ医を受診しましょう。
強い精神的ストレスが原因として疑われる場合は、頭痛外来や神経内科、心療内科など、専門医がいる医療機関を受診してください。

緊張型頭痛が改善しない場合

痛みが強いときは、非ステロイド性消炎鎮痛薬などののみ薬で対処しますが、1週間に3日以上使わないように注意します。

 

頭がズキズキと強く痛む片頭痛

片頭痛は、脈を打つようにズキンズキンと痛み、動くと悪化するのが特徴です。頭の左右どちらかの片側が痛む人が約6割、両側が痛む人が約4割とされています。強い吐き気を覚え、おう吐をしてしまうなど、日常生活に影響が出ます。

日本で片頭痛がある人は、約840万人と推計され、女性に多くみられます。片頭痛の持続時間は4~72時間とさまざまで、個人やその人の状況によって異なります。

片頭痛の原因と主な引き金

片頭痛が起きる原因のひとつが「脳の視床下部」

片頭痛の原因は脳の視床下部が関係していると考えられています。
視床下部は、ホルモンや体温の調整、心臓の機能維持などの重要な働きをしています。この視床下部で脳の電位・脳内物質などの何らかの変化が起こると、顔の皮膚の感覚を伝える三叉(さんさ)神経に炎症が起こったり、脳内の血管が拡張して三叉神経を刺激したりして、痛みが起きます。

片頭痛の主な誘因には、次のようなものがあります。

  • 月経・排卵
  • 出産後・更年期
  • 寝不足・寝過ぎ
  • 空腹
  • ストレス・ストレスからの解放
  • まぶしい光・強いにおい
  • 人混み・騒音
  • 天候の変化
  • 温度の変化・高い湿度
  • アルコール

片頭痛の症状をやわらげたいときは、まず痛む部位を冷たいタオルなどで冷やしましょう。
そして、静かな暗い場所で安静にし、少しでも睡眠をとると症状が落ち着きます。

片頭痛の治療

片頭痛の治療
片頭痛の治療

片頭痛の治療の中心は薬物療法です。
治療薬のトリプタンには、三叉神経の周囲の炎症を抑える作用と、脳の血管を収縮させる作用があります。そのため、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞などがある人は、病気が悪化する危険があるので、使用することができません。また、重い高血圧や重い肝臓病などのある人も使用を控えます。

 

目の奥が激しく痛む群発頭痛

群発頭痛は、20~40歳代や男性に多いのが特徴です。なお、激しい頭痛はくも膜下出血や脳隨炎、脳腫瘍などの重大な病気が疑われる場合があるため、注意が必要です。群発頭痛の特徴や予防法、治療・対処法をご紹介します。

群発頭痛とは?症状と原因

群発頭痛とは

群発頭痛とは頭の片側だけに目の奥の辺りの激痛が起こるほか、目の充血、涙や鼻水が止まらないなどの症状を伴う頭痛です。20~40歳代に多く、とりわけ男性に多いことも特徴の一つです。症状は1~2か月間ほど毎日のように起こり、この期間を群発期と呼びます。

群発頭痛は視床下部が関係して起こる
副交感神経が興奮すると鼻水・目の充血などの症状が出る

群発頭痛は、脳の視床下部という場所が関係して起こると考えられています。何らかの原因によって視床下部が刺激を受けると、頭部に分布する三叉神経という神経が痛みを感じます。そのために、三叉神経がつながっている目の奥の辺りに激痛が起こります。
また、三叉神経とつながっている副交感神経が興奮するために、目が充血する、涙や鼻水が止まらないなどの症状も起こります。三叉神経は、頭の左右に分かれて分布しているため、症状は顔の片側だけに起こります。

群発頭痛の症状

群発頭痛の特徴

群発頭痛が起こると痛みだけが理由ではなく、興奮した状態になって動き回ったり、気分が落ち着かなくなったりします。群発頭痛の症状は1~2時間ほど続き、夜から明け方に起こることが多いとされています。
特に、眠ってから2時間ほどで起こることが多くみられます。また、毎日ほぼ同じ時間帯に起こるのが特徴です。群発頭痛は、1回の群発期で治まる場合もありますが、典型的なケースでは10年以上にわたり、半年~2年おきに群発期を繰り返します。

群発頭痛が疑われる場合は、神経内科や脳神経外科を受診してください。群発頭痛に典型的でない症状があるときは、くも膜下出血や髄膜炎、脳腫瘍など重大な脳の病気が原因で激しい頭痛が起こっている可能性もあるので、注意が必要です。

 

薬の使い過ぎによる頭痛

薬の頻繁な利用が頭痛につながることがあります。薬の使い過ぎによる頭痛のセルフチェックや予防、対処法など正しい薬の使い方について紹介します。

薬の使い過ぎによる頭痛セルフチェック

薬の使いすぎによる頭痛のチェック
原因となる薬
  1. もともと片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛がある
  2. 1か月に15日以上の頭痛がある
  3. 痛み止めの薬や片頭痛の治療薬であるトリプタンを1か月に10日以上のむ状態が3か月を超えて続いている

これらのチェックに当てはまる場合は、薬の使い過ぎによる頭痛と診断されます。
原因となる薬は頭痛薬だけでなく、月経痛や腰痛など、他の痛みをやわらげる痛み止めでも起こります。また、そうした薬を使用する日数が多いほど起こりやすくなります。

この頭痛が疑われる場合は自分で悪循環を断ち切ることが難しいので、頭痛外来や神経内科など、専門医を受診してください。

 

熱い時期は熱中症による頭痛の可能性も

体の中に熱がため込まれてしまうために起こる熱中症

熱中症の重症度

その重症度は大きく三段階に分かれます。まずめまい、立ちくらみ、足の筋肉がつる、お腹の筋肉のけいれんなどが起こります。症状が進むと、頭痛、おう吐、ぐったりした感じになります。さらに重症化すると、意識障害、全身のけいれん、全身が熱くなる高体温などが起こり、ときに死につながることもあるので注意が必要です。

熱中症の対処

頭痛、おう吐、ぐったりした感じがする場合は水分、塩分補給に加え、衣服をゆるめてください。そして脇の下や両側の首筋、足の付け根にある太い血管を冷やし、その後必ず病院を受診しましょう。

暑い時期に頭痛の症状がある場合は、熱中症の可能性も考えましょう。

 

病気が原因で起こる頭痛

激しい頭痛が突然起こる、くも膜下出血

くも膜下出血は脳卒中の1つのタイプで、ほかに脳梗塞脳出血などがあります。
くも膜下出血になると、バットで殴られたような激しい頭痛に突然襲われ、吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。患者さんの3分の1が亡くなり、3分の1に重い後遺症が残り、社会復帰できるのは3分の1といわれています。
くも膜下出血を発症する数日前に、突然頭痛が起こる場合があります。これは、警告頭痛といわれる前兆で、患者さんの2-3割が経験します。脳動脈瘤からごく少量の出血が起こったと考えられ、頭痛はそれほど強くはありません。

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭蓋骨の中にできるすべての腫瘍を指し、タイプによって症状や治療法が異なります。主な症状には、「起床時の頭痛」「吐き気がないのに突然起こるおう吐」「片側だけに起こるしびれや運動まひ」などがあり、ほかにも発生する部位によって特有の症状が現れます。

 

コロナ禍で増えた頭痛

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腰痛の原因と治療

2022.09.09 | Category: 腰痛

腰痛の原因

日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推計されています。
一口に腰痛といっても、その原因はさまざまあります。腰痛を原因別に分類すると、腰部脊柱管狭窄(さく)や椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害によるもの、内臓の病気、重い脊椎の病気、などがあります。しかし原因を特定できる腰痛は全体の約15%です。残りの約85%は原因を特定しにくい非特異的腰痛で、一般に腰痛症や坐骨神経痛などと診断されます。

腰痛の分類

原因を特定できる腰痛のうち、腰痛全体の約10%を占めるのが、腰部脊柱管狭窄椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害により起こるものです。

また全体の約2%は、内臓の病気による腰痛だと考えられます。内臓からの神経の多くが腰に伸びているため、慢性すい炎腎う腎炎尿路結石、慢性の十二指腸潰瘍、子宮内膜症などで腰痛が起こることがあります。

腰痛を起こす重い脊椎の病気には、化膿(のう)性脊椎炎、がんの骨への転移、背骨の圧迫骨折などがあり、腰痛全体の約1%の患者さんがいると考えられています。

腰痛全体の85%を占める非特異的腰痛の多くは、腰の椎間関節や筋肉などに原因があるといわれていますが、原因を特定するには、腰のある箇所の神経をまひさせて痛みが取れるかどうかを確認する検査を何か所も行う必要があるため、原因の特定までは行わず、痛みをとる治療が優先されます。

腰痛の危険度チェック

多くの腰痛は、急いで受診する必要のないものですが、なかには放置すると危険な腰痛もあるので、下記にあるチェック表で腰痛の危険度を調べてみましょう。

腰痛の危険度チェック

腰痛 危険度チェック
(1)じっとしていても痛む
(2)背中が曲がってきた
(3)お尻や脚が痛む・しびれる
(4)脚のしびれにより長く歩けない
(5)体を動かしたときだけ 腰だけ痛む

「腰痛 危険度チェック」表の(1)~(5)のうち、(1)の「じっとしていても痛む」に当てはまる場合、重い脊椎の病気や内臓の病気の可能性が考えられるため、危険度は大です。

(2)の「背中が曲がってきた」に当てはまる場合、骨粗しょう症によって背骨がつぶれる圧迫骨折が起きている可能性があります。骨粗しょう症は、骨の中がスカスカになる病気で、閉経後の女性に多く起こります。50歳過ぎから背中が曲がってきたら要注意です。

(3)の「お尻や脚が痛む、あるいはしびれる」、(4)の「脚のしびれにより長く歩けない」いずれか1つでも当てはまる場合、腰部脊柱管狭窄椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害が原因で症状が起こっている可能性があります。これらの病気は進行することがあるため要注意です。

(1)~(4)の項目に1つでも当てはまる場合は、一度医療機関を受診することがすすめられます。
(5)の「体を動かしたときだけ腰だけ痛む」のみ当てはまる場合、腰の椎間関節や筋肉などが原因の腰痛である可能性が高く、その場合、当面の危険はありません。ほとんどの腰痛は1か月以内に痛みがなくなる心配のないものです。ただし、症状が悪化した場合や、3か月以上症状が続く慢性腰痛の場合は、整形外科を受診することがすすめられます。

 

画像診断できる腰痛、できない腰痛

医療機関を受診して行う、エックス線やMRIなどの「画像検査」。腰痛は「画像で診断できる腰痛」と「画像で診断できない腰痛」に大きく分けることができ、画像検査によって原因を特定できることがあります。

画像診断できる腰痛のタイプ

画像で診断できるタイプには、「がん」「化膿性脊椎炎」「椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄」「圧迫骨折」「終板の障害」などがあります。

画像で診断できない腰痛まとめ(関節、筋肉、ストレスなど)

画像診断ができないタイプには、「椎間関節」「仙腸関節」「筋肉」が原因の腰痛、「心理的要因」による腰痛などがあります。

危険ではない腰痛の対処法

病院に行くほどではない腰痛の場合は、次のような対策をとると効果が期待できます。

●適度な運動を行う
ウォーキングのような適度な有酸素運動を毎日行うと、脳の血流がアップし、脳の中で痛みを抑える物質が増えてきます。

●できる範囲で通常の生活を続ける
普段どおり仕事や家事をして、できる範囲でいつもどおりの生活を続けます。

●ストレス対策を行う
自分が楽しいと感じることを行うと、脳の血流がよくなって痛みを抑える物質が増え、痛みを抑えることができます。たとえば好きな音楽を聴いたり、好きな映画を観たり、アロマオイルなど好きな香りを楽しんだり、生活の中にリラックスできる時間をつくることがおすすめです。

<出典:NHK健康ch>

 

原因を特定できない非特異的な腰痛でも、脊柱周囲の筋肉などの軟部組織が原因の場合には筋膜リリースやストレッチによりかなり症状が軽減する場合がございます。

最近では、筋肉が過度な緊張状態となっており痛みを更に悪化させているケースでご来院される方が増えております。

様子をみてもなかなか改善しない腰痛や、病院で治療をうけているが経過がおもわしくないなどでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

 

麒麟堂鍼灸整骨院

交通事故による怪我、むちうち治療

2022.08.23 | Category: 未分類

「むちうち」など交通事故による怪我

 交通事故に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
 交通事故は後遺症や違和感を残さずに治癒させることが重要です。
 特に自賠責保険等での治療の場合、決められた期間内での治療が求められますので早期の回復を目標とした治療が大切となります。
 交通事故による怪我の場合、整形外科や接骨院などで治療することが可能となっております。また、どちらか一方ではなく、通院の利便性を考えて整形外科と接骨院の併用も可能です。ご自身のお仕事やお時間の都合にあわせて選択していただくのがよろしいかと思います。

 診断は医師でなければできませんので、まずは整形外科などで診断をしていただくことが原則ですが、その後はご自身の症状の具合によって適切に選択していただくのが大切です。よく、交通事故にあってから天気病のような症状で困っているとのことで受診される方がおりますが、可能であればそのような症状を残さずに完治を目標としていただくのがベストです。

先程も述べましたが、交通事故による怪我は原則的に定められた期間内で治療を完了していただくことが基本となっております。当然、それぞれのケースにより早期回復による治療の終了や違和感の残存などによる若干の期間延長はございますが、症状の改善のない長期間の治療は「症状固定」として治療の継続は終了となります。

症状の改善がみられない場合は、かかりつけの先生と相談して適切な治療を選択してもらっていただくのがよろしいかと思います。たまに、「あまり症状の改善がみられない良くならないのに我慢して治療受けていた。」などの話を耳にしますが、経過がおもわしくない場合には遠慮なくお伝え下さい。

当院では、患者様の症状とご相談しながら、リラクゼーション、ストレッチ、モビライゼーション、鍼等適時選択したおります。

また、LINE(@KIRINDO)にて無料相談窓口も設けておりますので、他院にご通院中の方でむちうち等の症状でお困りの方もお気軽にご相談下さい。

 尚、保険会社との各種お手続きや修理工場等のサポートもさせて頂いておりますのでごお問い合わせ下さい。

麒麟堂鍼灸整骨院/痛みの治療院
054-264-7711
https://kirindou.net

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LINE相談窓口(@kirindo)開設

2022.08.19 | Category: 未分類

静岡市内は昨日も新型コロナ感染者の新規感染者数1333人と相変わらず減少の傾向はみられておりません。

お盆による移動の影響も今後懸念されるところです。

当院では、医療機関を受診する必要のないちょっとした相談やご予約などのお問合せをお気軽にしていただけるようにLINE窓口を開設しております。

ささいなご相談でもお気軽にご利用下さい。

尚、保険治療は通常営業時間(午前8:00~12:00 午後14:30~19:30)でご予約不要で受付しております。

ご来院の順にご案内しておりますのでご都合のよい時間に予約なしでお越し下さい。

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