Blog記事一覧 > 6月, 2024 | 駿河区草薙・東静岡麒麟堂鍼灸整骨院の記事一覧
気象病とは、気圧や温度、湿度などの天候の変化によって生じる体調不良の総称です。医学的な正式名称ではありません。
気象病の症状には、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、関節痛、倦怠感、気分の落ち込みなどがあり、人によってさまざまです。
気象病のなかでも、頭痛などのように痛みを伴う症状は天気痛とも呼ばれます。
気象病の原因としては、次のようなことが考えられます。
- 低気圧が内耳にある気圧のセンサーを刺激し、交感神経が興奮することで頭痛やめまいが起こる。特に内耳のセンサーが敏感な人ほど症状が起きやすい。
- 湿度が高くなると汗が適度に発汗せず体液が体内に貯留して自律神経を乱す。
- 一日の寒暖差が大きいと体がそれに対応するために交感神経優位になり大きなエネルギーが消費され倦怠感や気分の落ち込み、頭痛などを感じることがある。
また、気象病は複合的な原因が絡み合って発生しており、その人の基礎疾患によって症状が異なります。
また、日々のデスクワークなどで頸背部の筋肉が緊張していると、血液やリンパの循環が悪くなります。
いつもは感じていない症状も、このような気象の変化によって現れるケースもあります。
頭痛や肩こりには、肩井・天柱・風地・太陽などのツボが効果的です。
鍼やマッサージなどで頸背部の筋緊張を解消することで気象病が軽減するケースも少なくありません。
つらい気象病でお悩みの方は、一度ご自身の頚背部の疲労を疑ってみて下さい。
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(画像:写真ACより引用)
加齢による膝の痛みとスポーツによる膝の痛みは、原因や症状が異ります。
加齢による膝の痛みは、関節軟骨や半月板の摩耗が原因で発症する「変形性膝関節症」がよく見られます。関節軟骨がすり減ると滑膜の細胞が刺激されて炎症を起こし、膝が腫れたり熱を持ったりします。加齢に加えて肥満も原因となるため、ウェイトコントロールや膝の筋肉の鍛錬が予防に役立ちます。
一方、スポーツによる膝の痛みは、ジャンプの着地や衝突などによるけがや、繰り返しの負荷によるスポーツ障害などがあります。激しい運動などで膝に強い衝撃がかかると半月板にヒビが入ったり、靭帯や腱の組織が損傷したり炎症を起こしたりして痛みを引き起こします。また、加齢によって半月板が変性し、ちょっとした衝撃で損傷が起こりやすくなるため注意が必要です。
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膝の痛みは年代によっても異なり、10代は成長期の痛み、20~30代はスポーツによる外傷などが原因となります。痛みの程度にかかわらず、症状の悪化や再発防止のためにも専門医を受診することをおすすめします。
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