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最近の傾向(寝違えとぎっくり腰)

2023.12.20 | Category: 肩こり,腰痛

 

寒くなり「寝違え」や「ぎっくり腰」でご来院される方が増えております。

「寝違え」や「ぎっくり腰」の初期は患部に炎症がおこっているため基本的に安静か経過観察で大丈夫ですが、どのような場合でも初期の対処がその後の経過に影響しますので症状が強い場合には病院、接骨院や鍼灸院などの受診をお勧めします。

「寝違え」や「ぎっくり腰」になる方の傾向として、日常の疲労の蓄積による頸背部や腰部の筋肉の柔軟性の低下がみられます。

日常生活で徐々に蓄積する筋肉疲労は軽度なため自覚症状にあらわれにくく、しかも数か月から数年にわたる蓄積のためかなり頑固な筋肉の硬さとなっています。 そのため、問診などでも「顔を洗おうとして」、「床に落ちたものを拾おうとして」や「くしゃみをして」などの軽度な動作に硬くなった筋肉が対応できずに発症していることがほとんどです。

基本的に「寝違え」や「ぎっくり腰」などの炎症期間は数日から長くても1週間程度で治まることがほとんどですが、このような場合、「寝違え」や「ぎっくり腰」を発症すると治癒の過程で筋肉が更に硬くなるため、炎症が収まっても痛みが改善しないことがあります。

「寝違え」や「ぎっくり腰」による痛みが一週間以上継続する場合には、「肩こり」「筋筋膜性腰痛」等の治療をすることをおすすめします。

 

#寝違え #ぎっくり腰 #肩こり #腰痛

デスクワークでの正しい姿勢の重要性と乱れの解消法

2023.05.16 | Category: 肩こり,腰痛,頭痛

デスクワークによる長時間の座り勤務は、多くの人にとって日常の一部となっています。しかし、正しい姿勢を保つことは、身体の健康と快適な仕事環境を実現するために不可欠です。この記事では、デスクワークでの正しい姿勢の重要性と乱れの解消法について詳しくご紹介します。

 

1.正しい姿勢の重要性

正しい姿勢の維持には、以下のような重要なメリットがあります。

  • 脊柱の負担軽減:正しい姿勢により、脊柱への負担が均等に分散され、痛みや疲労感の軽減が期待できます。
  • 血液循環の改善:適切な姿勢は血流を促進し、筋肉や臓器への酸素や栄養素の供給を助けます。
  • 姿勢の美しさ:正しい姿勢は、自信と魅力を高めるだけでなく、身体のラインやプロポーションも整えます。

 

2.デスクワークでの姿勢の乱れとは?

デスクワークでの姿勢の乱れには、以下のような典型的な問題があります。

  • 前かがみの姿勢:デスクに向かって背中を丸めることで、肩や首に負担がかかり、姿勢が崩れます。
  • 頭部の前傾:スマートフォンやパソコンの長時間使用により、頭部が前方に突き出すことがあります。
  • 肩の緊張:ストレスや疲労により、肩が上がり緊張した状態が続きます。
  • 腰の丸まり:椅子やデスクの高さが適切でない場合、腰が丸まりがちになります。

 

3.デスクワークでの正しい姿勢の維持方法

 デスクワークで正しい姿勢を保つためには、以下のポイントに留意しましょう

  • デスクと椅子の調整:デスクの高さや椅子の高さを調整し、正しい作業姿勢をサポートします。デスクの高さは肘が90度に曲がるように、椅子の高さは足が床にしっかりとつくように調節しましょう。
  • 正しい座り方:座る際には背中をまっすぐにし、腰を後ろに突き出さず、足は床にしっかりつけます。背もたれを使いながら、上半身をリラックスさせることも大切です。
  • デスク周りの工夫:モニターの高さや距離、キーボードやマウスの位置などを調整し、無理な姿勢を作らずに作業ができるようにします。また、文具やツールを手の届きやすい場所に配置し、体を捻らないようにしましょう。
  • 適度な休憩:長時間のデスクワークでは、定期的な休憩を取ることが重要です。数十分に一度、立ち上がり、ストレッチや軽い運動を行いましょう。筋肉をほぐすことで血液循環が促進され、姿勢の乱れを改善する助けになります。

 

デスクワークでの正しい姿勢の維持は、健康と快適な仕事環境のために欠かせません。日常生活や仕事の合間に意識的に姿勢をチェックし、上記のポイントを実践することで、姿勢の乱れを改善し、健康な身体を維持しましょう。

 

当院ではAIによる姿勢評価に基づく姿勢指導をしておりますのでお気軽にご相談下さい。

 

 

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チャットGPTに聞いてみた(腰痛)

2023.04.12 | Category: 腰痛

 

腰痛の原因

日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推計されています。
一口に腰痛といっても、その原因はさまざまあります。腰痛を原因別に分類すると、腰部脊柱管狭窄(さく)や椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害によるもの、内臓の病気、重い脊椎の病気、などがあります。しかし原因を特定できる腰痛は全体の約15%です。残りの約85%は原因を特定しにくい非特異的腰痛で、一般に腰痛症や坐骨神経痛などと診断されます。

腰痛の分類
(NHK健康chより)
日本整形外科学会による調査によると、診察により原因の特定できた腰痛は約15%であったとの調査結果が出ております。
しかし、一方では腰痛は国民病ともいわれる症状で、コロナによるデスクワークなどで更に増えているとも言われております。
そこで、今話題のチャットGPTに腰痛について聞いてみました笑

腰痛とは

チャットGPTの回答

「腰痛とは、腰の部分に痛みを感じる症状のことを指します。腰痛は、急性的なものから慢性的なものまで、さまざまな種類があります。一般的に、腰痛の原因は、以下のようなものが考えられます。

・筋肉の緊張や炎症

・腰椎の変形やすべり症

・神経の圧迫や痛みの伝達異常

・内臓疾患や病気に伴う痛み

腰痛は、日常生活に支障をきたす場合があり、寝たきりや仕事を休まなければならなくなることもあります。腰痛の治療には、原因に合わせた運動療法やストレッチ、疼痛の軽減に効果的な医療機器や薬剤、手術が必要な場合もあります。腰痛に悩む場合は、早期の診断と適切な治療が必要です。」

 

腰痛の原因は

チャットGPTの回答

「腰痛の原因は、以下のようなものが考えられます。

・筋肉や靭帯の炎症や損傷:急激な運動や重いものを持ち上げるなど、腰に負荷をかけたことによるもの。

・腰椎の変形やすべり症:腰椎の骨や椎間板に変形が生じることによって、神経の圧迫や炎症を引き起こすことがあります。

・神経の圧迫や痛みの伝達異常:仙骨神経や脊髄神経など、腰部を支配する神経に異常が生じた場合に起こります。

・内臓疾患や病気に伴う痛み:腎臓や腸など、内臓の病気や疾患が原因で腰痛が起こることがあります。

・姿勢の悪さや運動不足:長時間の座り仕事やスマートフォンなどのデバイスの使用によって、姿勢が悪くなり、筋肉が衰えることで腰痛が引き起こされることがあります。

腰痛の原因はさまざまであり、一般的には複数の要因が絡み合って発生することがあります。腰痛が長引く場合は、医師の診断を受け、適切な治療を受けることが重要です。」

 

腰痛の治療は

チャットGPTの回答

「腰痛の治療には、以下のような方法があります。

・運動療法やストレッチ:筋肉や靭帯を強化することで、腰の負担を軽減することができます。理学療法士やトレーナーから指導を受けることが望ましいです。

・薬剤療法:痛みを和らげるための鎮痛剤や炎症を抑えるための非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が使用されることがあります。医師の指導に従って、適切な薬剤を選択してください。

・医療機器の使用:温熱療法、電気刺激療法、牽引療法、マッサージ器などの医療機器が使用されることがあります。

・手術:腰椎の変形やすべり症、神経根症状など、重度の症状がある場合には手術が必要な場合があります。

腰痛の治療には、原因や症状に合わせた治療法を選択することが重要です。また、腰痛を予防するためには、適切な姿勢、運動、食生活を維持することが大切です。」

 

腰痛の予防は

チャットGPTの回答

「腰痛の予防には、以下のような方法があります。

・適切な姿勢を保つ:長時間の座り仕事をする場合は、背中をまっすぐにし、膝と腰の角度を90度に保ち、足を床につけるようにしてください。また、長時間の立ち仕事をする場合は、腰を前に突き出さず、両足を肩幅に開いて、体重を均等に分散させるようにしてください。

・適切な運動をする:腰の周りの筋肉を強化するエクササイズやストレッチを定期的に行い、腰への負担を軽減することが重要です。また、腰を急激に動かす運動や、腰に大きな負荷をかける運動は避けるようにしてください。

・適切な重量物の取り扱いをする:重いものを持ち上げる場合は、膝を曲げ、背中をまっすぐにし、足幅を広げるようにしてください。また、運び方にも注意してください。

・適切な睡眠環境を整える:適度な硬さのマットレスや枕を使用し、寝る前にリラックスするようにしてください。

・適切な食生活を維持する:バランスの良い食事を心がけ、過剰な体重増加を防ぐことが重要です。

腰痛の予防には、日常生活において姿勢や運動、食生活などに注意することが重要です。また、腰痛が発生した場合には、早期に治療を受けることも大切です。」

 

チャットGPTは日々進化しているとのことですので数か月後には新たな回答が得られるかもしれませんが2023.4.12時点でもかなり参考になります。

個人的には「腰痛の原因はさまざまであり、一般的には複数の要因が絡み合って発生することがあります。」という回答にはおおいに共感できました。

腰椎すべり症、腰部椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などと診断される腰痛もありますが、治療させていただくと筋肉や靭帯の炎症や損傷、組織の修復後の柔軟性の低下や血行不良などの原因が混在していると思われる症状がほとんどです。

薬物療法で改善しない等、今の治療で症状の軽減がみられない場合には他の治療も併用で検討してみる必要があるかもしれません。

 

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ランドセル症候群について

2022.11.04 | Category: 肩こり,腰痛,頭痛

ここ数年で耳にするようになった「ランドセル症候群」という言葉ですが、本日もニュース検索ランキングで再度上位にありましたので改めて参考となる記事を<PR TIMES>より引用し掲載させて頂きました。

そもそも、「〇〇症候群」という名称は、検査等で「〇〇病」として単一疾患として認められないものの、原因不明で共通の症候をまとめた名称であるため、整形外科等でレントゲンを撮ってっも「異常なし」といわれてしまうことも少なくないと思います。

症状の一つに「身体的の痛み」がありますが、お子様の体型や負担のかかっている部位によって「肩こり」であったり「腰痛」であったり痛みの部位もまちまちで、場合によっては肩こりによる「頭痛」や「吐き気」が主訴のお子様もいらっしゃると思います。

身体の痛みに対しては、筋肉疲労に対する施術をすることでかなり軽減及び解消されると思いますので、お子様がこのような症状でお困りでしたらお気軽にご相談下さい。

尚、根本的な対処法につきましては、下記を参考にしていてだけたらと思います。

 

小学生の3人に1人が通学時に「通学ブルー」「身体の痛み」を実感!小学生の65%が陥る可能性がある“ランドセル症候群” とはランドセル研究の第一人者・白土健氏が通学カバンのあり方を提言

15年で教科書の重さが約2倍に!小学生1~3年生1,200名に聞いたランドセルの最新事情

ランドセル症候群 公式サイト:https://www.rakusack.jp/feature01/
  • 重いランドセルで通学ブルーに!65.8%の小学生が「ランドセル症候群」に陥っている可能性

長年ランドセルの重さと児童への影響を研究している白土健先生(以下白土先生)とたかの整形外科の髙野勇人先生(以下髙野先生)が、小学1~3年生1,200名を対象に実施したアンケート結果を基に、重いランドセルを背負って長時間の通学をしている子どもたちが陥りやすい「ランドセル症候群」とその解消方法について語りました。

※ランドセル症候群とは…自分の身体に合わない重さや大きさのランドセルを背負ったまま長時間通学することによるココロとカラダの不調を表す言葉です。具体的には、小さな体で3kg以上の重さがある通学カバンを背負いながら通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけではなく、通学自体が憂鬱に感じるなど気持ちの面にまで影響を及ぼす状態です。

  • 調査サマリー

1.小学生の90.5%がランドセルが重いと感じていることが判明。ランドセルの重さ平均は約4㎏
小学生1~3年生の90.5%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の85.8%も子どもにとってランドセルが重すぎるのではないか、と感じていることがわかりました。ランドセルの重さは平均3.97kgで、3Kg以上ある割合は65.8%とかなり多くの小学生が重いランドセルで通学していることが判明しました。

2.重いランドセルで「通学ブルー」を実際に感じたことのある小学生が約3人に1人
ランドセルが重たいと感じている小学生の中で、2.7人に1人が重い荷物を背負うことが億劫で登校を嫌がった経験があるという結果になりました。更に3.1人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあることが判明し、小学生の約3人に1人が既に「ランドセル症候群」に陥っていることがわかりました。

3.小学校のブラック校則!?約半数の小学生が「置き勉禁止」
46.8%の小学生が、学校で置き勉が禁止されていると回答。ランドセルだけではなく、副教材などをサブバックを持って登校する割合も92.0%と、かなり多くの荷物を持って登校していることが明らかになりました。

  • 15年で約2倍に!?増え続ける小学生の荷物

学習指導要領の改訂などにより、教科書のページ数は増加を続けています。全教科・小学1~6年合計(教科書出版各社平均)は、平成17年の4,857ページから、令和2年度は8,520ページと、1.7倍に増加しています。(※1)

更に、2020年度からスタートした新学習指導要領では、ICT教育が推進され、一部の小学校では生徒に対して、電子端末が支給され始めており、教科書以外の副教材の数も増加しています。今回の調査でも、ランドセル以外に体操着入れなどの他のカバンをもって登校することがある小学生が92.0%と、教科書が多くなるだけではなく、ランドセル以外にも多くの荷物を持って登校しなくてはいけないことが判明しました。

(※1)引用:一般社団法人教科書協会『教科書発行の現状と課題(2021年度版)』

  • 65.8%が「ランドセル症候群」予備軍!?小学生の9割が「ランドセルが重たい」と回答

小学生1~3年生1,200名のランドセルの重さの平均で3.97kgで、 重い人だと10kg以上の荷物を背負っていることが判明しました。「私が2018年に実施した調査でも平均7.7Kg、最も重かった人は9.7Kgと、多くの小学生が非常に重い荷物を背負って通学していることが判明しています。」と白土先生はコメントしました。実際に、小学生の90.5%と大多数が、通学時ランドセルが重いと感じた経験があることがわかりました。

髙野先生は、「アメリカの研究では、背負う荷物の重さは一般的に体重の10%が望ましいという研究結果が出ています。小学1~3年生の平均体重は約25kgなので、身体の10%以下と考えると、約2.5kg以下が適切な重さだと言えます。」とコメント。今回の調査で65.8%の小学生が3kg以上の荷物を背負っていることが判明。このまま重い荷物を背負っての登校を続けると『ランドセル症候群』に陥る可能性が高まるのではないかと、髙野先生はこの結果を深刻に捉えました。

  • 小学生の約3人に1人がランドセル症候群に!?重い荷物で身体が痛くなるメカニズムとは?

重い通学カバンを背負い長時間通学することで、通学が億劫になってしまう子どもたちは、多いのではないかと白土先生は語ります。

調査結果でも、「ランドセルが重いことが原因で、登校・通学したくないなど、通学を嫌がったことがありますか?」という設問に対しても、2.7人に1人が「ランドセルが重いことで通学を嫌がったことがある」と回答しました。

加え髙野先生はランドセルでの登校が身体に影響を及ぼすのではないかと懸念しており、重い荷物を背負うことで、身体が痛くなるメカニズムについて次のように語りました。

「ランドセルの重さランドセルの中で荷物が揺れ、背中から中の荷物が離れてしまうと身体への負担が大きくかかります。荷物が背中から離れると、ランドセルの重さがすべて肩にかかってしまうため、肩こりや痛みの原因になる場合があります。」と指摘。さらに後ろ重心になるので、荷物を支えて歩くために前傾姿勢になりやすく、結果として肩甲骨や背中にも負荷がかかる可能性も示唆しました。

実際に調査でも、小学生の3人に1人が、実際に通学時や通学後にランドセルを背負うことに伴う身体の痛みを訴えた経験があることが判明しました。

白土先生と髙野先生は、子どもたちの身体に合わない重さや大きさのランドセルを背負ったまま長時間通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけでなく、通学が憂鬱に感じるなど気持ちの面にも影響を及ぼすこれらの症状を「ランドセル症候群」と呼んでおり、小学生の健全な発達を阻害するリスクもあるのではないかと述べました。

更に今回の調査結果から、「重すぎるランドセルが原因で通学を嫌がった経験や身体に痛みを訴えた経験がある小学生が一定数いることがわかりました。特に通学を嫌がったことがある子は2.7人に1人と、この結果からも小学生の約3人に1人が既にランドセル症候群に陥っていると言えるのではないでしょうか。」と専門家の視点から見解を述べました。

  • ランドセルに第3の選択肢を!ランドセル症候群の解決策とは?

髙野先生は、重い荷物を背負う際、身体の影響を軽減したり、楽に背負うためには、2つのポイントを意識するべきだと指摘しました。

1.後ろ重心の防止…ランドセル内で荷物を背中側に固定
2.肩にかかる力の分散…肩ベルトをこまめに調整・チェストベルトを活用

1点目の「後ろ重心の防止」では、ランドセルの中で荷物が背中側から離れないよう、荷物が動かないようの固定することが重要だとコメント。そうすることで、肩への負担軽減や前傾姿勢を防ぐことにつながり、身体への負担を軽くすることができます。

2点目に、「肩にかかっている力を分散」させる工夫が大切だとアドバイス。

肩ベルトは、子どもの身体の成長に合わせてこまめに調整し、肩だけではなく背中全体で荷物を支えるように背負うことだと語りました。更に、チェストベルトを利用し、肩や背中など身体の後ろ側にかかっていた負担を、身体の前面に分散させることで、より楽に感じるとコメントしました。

白土先生は「ランドセル症候群の根本的な解決には置き勉など持ち運ぶ荷物の軽減が重要だが、置き勉を禁止されている小学生は46.8%と約半数近い。このような傾向の中では、置き勉の実現は相当ハードルが高いと言える。そのような現状だからこそ通学カバンや背負い方を工夫することで、是非子どもたちの負担を減らしてほしい。」と現在の学校環境を踏まえながらコメント。

髙野先生は「重い荷物をラクに感じる・身体に負荷がかからないように背負うことがランドセル症候群の解消には非常に重要です。しかし、それを子どもたちに日々意識してもらうことは相当難しいと思います。だからこそ、負担を軽減する機能を持つカバンを利用することをお勧めします。」とコメントしました。

  • あなたの子どもは大丈夫?まずはお家で簡単セルフ診断!

小学生の3人に1人が感じているランドセル症候群は決して他人事ではありません。
まずは自身の子どもがランドセル症候群の可能性があるかどうかをチェックすることが重要だと髙野先生は語ります。

ランドセル症候群 公式サイト:https://www.rakusack.jp/feature01/

(PR TIMESより引用)

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(#ランドセル症候群#小学生#頭痛#肩こり#腰痛)

腰痛の原因と治療

2022.09.09 | Category: 腰痛

腰痛の原因

日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推計されています。
一口に腰痛といっても、その原因はさまざまあります。腰痛を原因別に分類すると、腰部脊柱管狭窄(さく)や椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害によるもの、内臓の病気、重い脊椎の病気、などがあります。しかし原因を特定できる腰痛は全体の約15%です。残りの約85%は原因を特定しにくい非特異的腰痛で、一般に腰痛症や坐骨神経痛などと診断されます。

腰痛の分類

原因を特定できる腰痛のうち、腰痛全体の約10%を占めるのが、腰部脊柱管狭窄椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害により起こるものです。

また全体の約2%は、内臓の病気による腰痛だと考えられます。内臓からの神経の多くが腰に伸びているため、慢性すい炎腎う腎炎尿路結石、慢性の十二指腸潰瘍、子宮内膜症などで腰痛が起こることがあります。

腰痛を起こす重い脊椎の病気には、化膿(のう)性脊椎炎、がんの骨への転移、背骨の圧迫骨折などがあり、腰痛全体の約1%の患者さんがいると考えられています。

腰痛全体の85%を占める非特異的腰痛の多くは、腰の椎間関節や筋肉などに原因があるといわれていますが、原因を特定するには、腰のある箇所の神経をまひさせて痛みが取れるかどうかを確認する検査を何か所も行う必要があるため、原因の特定までは行わず、痛みをとる治療が優先されます。

腰痛の危険度チェック

多くの腰痛は、急いで受診する必要のないものですが、なかには放置すると危険な腰痛もあるので、下記にあるチェック表で腰痛の危険度を調べてみましょう。

腰痛の危険度チェック

腰痛 危険度チェック
(1)じっとしていても痛む
(2)背中が曲がってきた
(3)お尻や脚が痛む・しびれる
(4)脚のしびれにより長く歩けない
(5)体を動かしたときだけ 腰だけ痛む

「腰痛 危険度チェック」表の(1)~(5)のうち、(1)の「じっとしていても痛む」に当てはまる場合、重い脊椎の病気や内臓の病気の可能性が考えられるため、危険度は大です。

(2)の「背中が曲がってきた」に当てはまる場合、骨粗しょう症によって背骨がつぶれる圧迫骨折が起きている可能性があります。骨粗しょう症は、骨の中がスカスカになる病気で、閉経後の女性に多く起こります。50歳過ぎから背中が曲がってきたら要注意です。

(3)の「お尻や脚が痛む、あるいはしびれる」、(4)の「脚のしびれにより長く歩けない」いずれか1つでも当てはまる場合、腰部脊柱管狭窄椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害が原因で症状が起こっている可能性があります。これらの病気は進行することがあるため要注意です。

(1)~(4)の項目に1つでも当てはまる場合は、一度医療機関を受診することがすすめられます。
(5)の「体を動かしたときだけ腰だけ痛む」のみ当てはまる場合、腰の椎間関節や筋肉などが原因の腰痛である可能性が高く、その場合、当面の危険はありません。ほとんどの腰痛は1か月以内に痛みがなくなる心配のないものです。ただし、症状が悪化した場合や、3か月以上症状が続く慢性腰痛の場合は、整形外科を受診することがすすめられます。

 

画像診断できる腰痛、できない腰痛

医療機関を受診して行う、エックス線やMRIなどの「画像検査」。腰痛は「画像で診断できる腰痛」と「画像で診断できない腰痛」に大きく分けることができ、画像検査によって原因を特定できることがあります。

画像診断できる腰痛のタイプ

画像で診断できるタイプには、「がん」「化膿性脊椎炎」「椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄」「圧迫骨折」「終板の障害」などがあります。

画像で診断できない腰痛まとめ(関節、筋肉、ストレスなど)

画像診断ができないタイプには、「椎間関節」「仙腸関節」「筋肉」が原因の腰痛、「心理的要因」による腰痛などがあります。

危険ではない腰痛の対処法

病院に行くほどではない腰痛の場合は、次のような対策をとると効果が期待できます。

●適度な運動を行う
ウォーキングのような適度な有酸素運動を毎日行うと、脳の血流がアップし、脳の中で痛みを抑える物質が増えてきます。

●できる範囲で通常の生活を続ける
普段どおり仕事や家事をして、できる範囲でいつもどおりの生活を続けます。

●ストレス対策を行う
自分が楽しいと感じることを行うと、脳の血流がよくなって痛みを抑える物質が増え、痛みを抑えることができます。たとえば好きな音楽を聴いたり、好きな映画を観たり、アロマオイルなど好きな香りを楽しんだり、生活の中にリラックスできる時間をつくることがおすすめです。

<出典:NHK健康ch>

 

原因を特定できない非特異的な腰痛でも、脊柱周囲の筋肉などの軟部組織が原因の場合には筋膜リリースやストレッチによりかなり症状が軽減する場合がございます。

最近では、筋肉が過度な緊張状態となっており痛みを更に悪化させているケースでご来院される方が増えております。

様子をみてもなかなか改善しない腰痛や、病院で治療をうけているが経過がおもわしくないなどでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

 

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寝違え

2022.08.18 | Category: 肩こり,腰痛

 

<症状>
 眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、いわゆる「寝違え」と言います。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。

<診断>
 起床時に痛くなり、数時間から数日で痛みが改善していくようなら、徐々に首を動かしていくことで治っていくのが一般的です。痛みが強い場合には整形外科を受診して、他の病気の可能性がないかを調べてもらいます。例えば、手足のしびれはないか、手足の動きは正常か、深部反射(ハンマーで手足を叩いて反応を見ます)は正常か、X線写真で骨が溶けたりしていないか、などを診察します。「寝違え」の場合には、首の動きは制限されていますが、上記の診察や検査では変化は認めません。痛みが治らず診察で異常がある場合には、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、転移性脊椎腫瘍、脊髄腫瘍、 強直性脊椎炎、関節リウマチなどの本格的な病気の可能性もありますし、肩こりの症状が強いだけの場合もあります。要は、寝違えが治らない場合には、整形外科を受診して調べてもらう必要があるということです。

<予防と治療>
 動かすと頚が痛いので、寝違えが起こった時には痛い方向には動かさずにいる方が良いでしょう。医療機関で処方される湿布には、炎症を抑えて痛みを取る薬剤が含まれていますので、痛い部分に貼るのは有効です。鎮痛消炎薬や筋弛緩薬の内服も有効でしょう。可能なら緩やかにストレッチするのも有効な場合がありますが、痛みを我慢してストレッチするのは逆効果の場合があります。筋肉のけいれんが原因の場合には、こむら返りの治療で使う漢方薬が有効なこともあり、痛い筋肉や筋膜に局所麻酔薬を注射する方法が有効な場合もあります。マッサージが有効な場合もあるかもしれませんが、余計に痛くなる場合には良くありません。いずれにしても、治療の効果を見ながら治療方法を考えていく必要がありますので、整形外科医への受診をおすすめします。(日本臨床整形外科学会HP引用)

 

 寒くなり、寝違えの症状でご来院される方が増えてきております。

動作困難な辛い症状や、しばらく様子をみても改善しないしつこい違和感などがございましたらお気軽にご相談下さい。

 

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